2024・2025年新成人の方必見！！　今の振袖の流行は？

振袖の流行

柄

古典柄

昔からずっと人気のある柄ですが、昔に比べると華やかな柄や加工が増え、色味もたくさん増えたため人気が続いています。柄ひとつひとつに意味が込められていることや、昔から色あせない美しさがあることから幅広い年代に好まれています。

モダン柄

古典柄にはないような現代的な柄（丸や三角のような幾何学模様）や洋花・金彩のようなクールな模様が入った個性的な柄の振袖です。

花柄の振袖を着たくない方や、他の人と柄が被りたくないという方から人気があります。

無地感振袖

振袖といえば柄があるイメージですが2～3年ほど前からは柄のない無地の振袖や、大きめの柄で無地の部分が多い振袖、一部分にしか柄がない振袖が流行しています。

シンプルな分、帯や小物の合わせ方は無限にあるので自分だけの個性あふれるコーディネートを楽しむことができます。

コーディネートの自由度が高く、他の人とはひと味違った雰囲気を出せることが人気の理由です。

色

くすみカラー

今の流行りが来る前までは明るくハッキリとした色が流行っていましたが、ここ2～3年ほど前からはくすみカラーが流行しています。

くすみカラーとは、絶妙で曖昧なカラーのことをいい、全体的に彩度が低くグレーがかったパステルカラーのような色味です。

ビビットカラーよりも肌なじみが良く、大人っぽく上品で優しい、女性らしい雰囲気を出してくれる効果があります。

例として、ダスティーピンクやピスタチオグリーン、ベージュ、ブルーグレーなどがあり、数年前までには見なかった振袖の色が増えて、選ぶ幅が広がっています。

洋服でもくすみカラーやニュアンスカラーといった色味が同じくらいの時期に流行り出し、和装業界でもくすみカラーは流行の色になっています。

ヴィンテージ感のある色味

ダークトーンの渋めの色も流行っています。

ヴィンテージとは、時間をかけて良さが増したものという意味で、高級さを感じさせる効果があります。

例として、エンジ色やからし色、藍グリーンやモスグリーンなどがあり、全体的に落ち着いた色味で大人っぽい印象にさせてくれます。

袋帯の流行

以前までは金・銀・白のベースに吉祥文様や古典柄などの格式高い柄のものや、鮮やかな赤・青・黒・水色・オレンジなど様々な色のベースに花や幾何学模様など個性的な柄のものが主流でした。

現在では、振袖の流行が落ち着いた色味になり始めたころから袋帯の流行もくすみカラーへと変化しており、振袖の雰囲気に合わせられるものが人気となっています。

柄自体はあまり大きな変化はありませんが、色味が全体的にくすんだ淡い雰囲気のものが多くなっております。

また、無地感の振袖が流行し始めたことによって、柄のない単色の袋帯やモノトーンのものも流行しています。モダンのクール系統の振袖や、柄の少ない個性的な振袖などに合わせやすいのが人気の理由です。

袋帯の流行は振袖の流行に沿って合わせやすいものが流行っています。

小物の流行

振袖の小物は主に帯揚げ、帯締め、半衿、重衿、ゾウリを着用します。

小物にはこれまでトレンドのものはあまり見られなかったのですが、くすみカラーが流行し始めたとともに小物にもくすみカラーを使用したものがたくさん作られはじめました。

レースやベロアのような、洋服でよく使われる素材のものも流行しています。

今っぽさを存分に引き出せる素材がこれまでになかったので、新鮮で、洋服に近い感覚で身に着けられることが人気の理由です。

和装小物ではないのですが、レースのグローブや付け衿、付け袖などのようなコーディネートのポイントになるアイテムを付ける方も増えています。

洋服のアイテムとの相性が抜群なので、コーディネートの幅が広がってより楽しむことができます。

ママ振は古い？

振袖にトレンドがあるということは、ママ振は20年以上前のものになるから古いのではないかと心配に思われる方もいるかと思います。

ですが、振袖の流行は洋服のように頻繁に移り変わるものではないため、古く感じるということはあまり起こりません。

振袖の流行は時代を通して何周もしています。そのため最近の振袖にあまり見ない柄や色であっても、逆に新鮮さを感じられることがあり、それがまた新たな流行になることもあります。

昔の振袖だから着てみると全体的に古臭くなるかも…と思われがちですが、振袖は帯や小物を変えることで一気に雰囲気が変わるものです。

流行りの小物を組み合わせることで今風なコーディネートに仕上がります。

ママ振を持っている方は、ぜひ自分流に今っぽく着こなしてみてくださいね。

〈まとめ〉

現在の振袖の流行は、全体的に落ち着いた色味で、周りと被らないような個性を出せるものが多いです。

少しずつですが振袖の流行は変わっていきますので、自分の成人式の年はどんな色でどんな柄が流行しているのか随時チェックしてみるのがおすすめです。

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